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2004年05月28日

業者選定の経過がきわめて不透明

松本議員■ 陳情者は、コンペのあり方が不透明だと、言われている。業者選定の経緯についてだが、去年11月11日に利便施設に加えて福祉施設を加えている。福祉施設ということでは、去年の夏頃、(株)ゼクス社が、神戸市高齢福祉課に図面を持って来ている。局長は先ほどの説明で、この土地の活用について、企業にヒヤリングしてきたと言った。11月時点で、(株)ゼクス社の名前がはっきり出ていたのではないかと思われても仕方がない。
 2月の公募のしおりの中で、交通規制について書かれているのに、スーパー銭湯が応募登録している。交通規制があったら困るところが応募登録して、結局、申し込みの段階でやめた。ということで、(株)ゼクス一社の有料老人ホームになったという流れだ。コンペとはこれで良いのか。

選考委員の公表を

松本議員■ 3月30日に選考委員で決めたというが、普通、選考委員のメンバーも公表する。14年11月の長田区の大阪ガス跡地にアグロが決まったときも、10人の名前を公表している。神戸空港のターミナルビルのコンペでも公表されている。今回のメンバーを教えていただきたい。

有料老人ホーム 県は100人以下を指導

松本議員■ 有料老人ホームが良い、ということになったというが、兵庫県は、昨年の指針で「100人以下にしなさい」と、神戸以外は100人以下で、としている。大規模な有料老人ホームができると、その地域の高齢化率が高くなるということで決めているが、昨年11月には、神戸市にも話があったはずだ。選考委員会でこういう話はあったのか。

不十分な住民合意

松本議員■ つぎに、住民合意という点だが、市民参画三条例が決まり、「計画段階から住民との話し合い」をと言われている。住民がコンペ実施を了解したと言うが、了解というのは、参加者で採決したのか、あるいは拍手で確認したのか。そういう手続きは全くなかったと聞いている。住民説明会には40人程度が参加されったと聞いている。300世帯ほどあると思うが、例えば、地域にマンションが建つときには地域に案内を配る。こんなことはしたのか。

田中建設局長■ コンペの手続きだが、いろんな機会をとらえて、企業ヒヤリングをしていた。企業もいろんな形でヒヤリングするので、直接利用しない商社や、大手建設業者も含めてやる。(株)ゼクスが、いつ頃から情報収集していたかについては、正確にはつかんでいない。今回、募集については、平成10年から長い期間、この土地は処分するということで、いろんな形で、企業から調査、ヒヤリングがあった。われわれとしては、(コンペの募集期間は)そんなに長い時間は必要ではないと考えている。
  審査会の件だが、学識2人、経済2人、行政1人、地元から、出席した職員も委員になって地元の意見を、ということで市の職員を追加している。福祉施設関連ということで福祉職員も担当している。住民合意だが、自治会の人に説明をさせていただいたということだ。自治会の方以外にも、また、その後も、職員、業者も同行して説明会をしている。説明を怠ったとは考えていない。

松本議員■ 答えていない。有料老人ホームが100床以下という指針が出ていることについては審査されたのか。委員の名前を。

田中建設局長■ 審議会委員の名前については、知りたい趣旨がわからないが、こうした状況の中で迷惑をかけることもあるので公表は控えたい。

赤松公園砂防部長■ 登録4件の内、2件が銭湯、それと住宅展示場、福祉施設だ道路が11時以降閉鎖、としていたが、ひとつの風呂は、住民を説得して何とかいけるのでは、と応募してきた。もうひとつは、スーパー銭湯は浴場法で許可がいるので「市が取ってくれますか」という寝ぼけたことを言っていたので断った。住宅展示場は他のところでとれたとのことだった。
  県の指針だが、神戸市では、100床ということは検討していない。どんな形で確認したかと言うが、市から、約2時間説明し、質問も受け、市から答えた。最後、会長が「協定書確認事項を守るために、覚え書きを結びましょう」ということで、「募集については並行してやってもらっても結構です」ということで会議を閉めた。

松本議員■ 会議を閉めたのはわかるが、採択の仕方はどうなのか、了解とみなしたのか、言いっぱなしというか、これでいきますよというときには、挙手とか確認はする。なぜしないのか。
 名前がいえないと言うが、有料老人ホームが決まった時点では公表が当然だ。企画局に「なぜ公表しているか」と聞いたら、「公表が当たり前ですよ」といわれた。なぜ建設局ではそうならないのか。公表すべきだ。
 有料老人ホームの指針は、検討委員会で検討しなかったという。11月に県が指針を示して、2月に公募だ。県が出している指針は、本来、検討されるべきだ。福祉職員も審査委員のなかにいたからにはすべきだ。知らなかったのか。

田中建設局長■ 自治会の挙手とかのかたちで、というが、通常、説明会に行って意見を聞いて、全体的な形で大方の理解を得たということなら、了解ということが普通だと思っている。自治会では、挙手とかのかたちを取るかもしれんが、一般的にはこんな形だ。
 名簿だが、こんな陳情が出ている中で、どうした取り扱いをするのかわからないので、情報公開請求ということもあるので正規の手続きにのっとり、公開ということになれば公開したい。
 施設の規模を100以下にするということを県で示されたというが、県と市は別だ。神戸市は別に基準が定められる。すでに、事実上の協議が進んでいるということで、現時点では、神戸市で、県の形で指導するというのは適当ではない。神戸市の要綱は改訂されていないので、遡及して、ということにはならない。

松本議員■ 有料老人ホームだが、事実上の協議が始まっていたと言うが、2月に公募があるのに、事前にやっていたというなら、コンペとは何なのか。委員の名前だが、議員が情報公開で取らなければならないようなものではない。はっきり公にすべきだ。老人ホームで県が100以下に、といっている。地域の高齢化率が高くならないようにという、きちんとした理由も示している。神戸市の要綱にはないというのではなく、もう少し考えるべきだ。

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