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2003年11月28日

南原議員のみなと総局審査質疑

需要予測に一層の疑念

 日本共産党市会議員団は、平成14年度神戸市空港整備事業費予算については撤回を求めてきた。昨年、市民の強い疑問と要請や、国の指導もあって、神戸空港に関わる需要予測の見直しが行われたが、市民に一層の疑問を抱かせる結果としかならなかった。特に、利用客の予測には、和歌山県・滋賀県や京都府からの利用もみ込んでいる、本当にこの需要予測が見直しされたものかと、一層の疑念を募らせるものでしかなかった。この需要予測で空港が計画通り、成功すると考えておられるのか伺いたい。

 埋め立てが6〜7割進んだ今日、いまだに市民の神戸空港中止を求める声は過半数を超える状況だ。新聞報道によると、神戸空港の開港時期について、2006年3月を軸に国土交通省と調整に入ったとのことであるが、財政的に、現状を見てみる限り、2006年の開港は極めて厳しいと思われる。
<h2>財政計画に大きな狂い 空港整備事業に係る国庫補助金を見ると、すでに計画に狂いが出ています。平成14年度予算要求額約60億円に対して、交付額は、補正予算を加えても、21億5000万円にとどまり、平成15年度の要求額31億円に対して、12億円と国からの補助金は神戸市の計画を大きく下回っている。この穴埋めをするために、新都市整備事業会計からの借り入れ、約九億円、新都市整備事業基金からの借り入れは、約49億円にも上っている。

 平成16年度の国庫補助金の見とおしを、国会議員を通じて財務省にたずねたところ、今年度以上に、地方空港への配分は厳しいとのことです。国からの補助金が、神戸市の見込み通り出される可能性は極めて弱くなっています。さらに、ターミナルビル用地についても、ターミナルビル会社が、賃貸する事となったために空港整備事業会計で買い取っている。これも当初の財政計画には無かった事で、ことごとく財政計画が大きく狂ってきているのが現状です。

 おりしも、神戸市は、財政難を理由に、来年度、予算要求については各局とも対前年度30%削減が求められ、外部委員評価による、市民直結のサービスがことごとく切り捨てられようとしている時、今、なぜ、神戸空港建設だけをしゃにむに推し進めようとするのか、すでに財政計画に狂いが生じているのに、いつかは上手く行くだろうと、どんどん進める神戸市のやり方は、市民の納得は得ることはできないでしょう。こんなに財政計画に狂いが出てきているのですから、この時点で、財政計画を見直すべきでないのか。

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