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2003年12月05日

西下議員の生活文化観光局審査質疑

 男女共同参画条例に関してお聞きします。
 今年の予算で男女共同参画条例が制定されました。その際わが会派は、男女平等という理念をより明確にするため「平等条例」にするよう求めてきました。また、事業者の責務や苦情処理委員会について、修正提案を行ってきました。「法」(条例)はできたが「効果がない」では困ります。男女共同参加に関して、現在「男女いきいき事業所」の募集が行なわれているようですが、その他に「事業者」に対して、実態の調査や、具体的な指導を行ってこられたのかお伺いします。

 苦情処理委員会への苦情は、一件と少ないようですが、これは問題がないというよりも、苦情処理委員会があることを知らないからではないでしょうか。第20条で、苦情相談は市長に申し出ることになっていますが、このこと自身を市民は知らないのではないでしょうか。12条で、広報・公聴活動を通じて市民の理解を深めるよう適切な措置を講じることを明らかにしていることのPRが不足だと思います。広報・公聴活動の強化を求めたいのですがいかがでしょうか。

文化小ホールを閉鎖するな

 このたびの「外部評価」の対象は、生活文化観光局では、文化ホールなど7事業(区民センター、勤労市民センター、水族園、シーパル、交通公園)あります。その中でも、文化ホールについて、原課評価では、「適合性」「補完性」などで適格、「効率性」などでやや適格・やや高い、が多数を占めています。そして今後の在り方では、「舞台芸術鑑賞を求める市民の要望にこたえている施設である。舞台芸術の中には、採算面などで民間が手がけにくい優れたものがあり、芸術文化活動振興のためには必要である」としています。私もそうだと思います。

 ところが、外部評価では、「時代適合性」でやや適格、あとは効率性などや、不適格が多数を占めています。その所見を見ますと、人件費・物件費20%削減、使用料の値上げなど価格体系を見直し収支差を縮小すべきと書いています。文化芸術などは、採算面と効率性で切り捨ててはならないと思います。当局の文化ホールについての基本的な考えをお聞きします。

 さらに「小ホール」については、外部評価は「閉鎖を検討すべき」としています。当局は「老朽化が進んでおり、類似施設が建設されていることから、その在り方について検討する」としていますが、この文化小ホールは、文化・芸術関係者の評価はかなり高いようです。かつて「宇野重吉」さんは、演じる人と見る人と親近感があって、すばらしいホールだと言われていました。単に類似施設があるからということで閉鎖などすべきでありません。関係者の意見を十分聞くように求めたいのですがいかがでしょうか。

映画文化への補助を削減するな

神戸百年映画祭への支援についてお聞きします。
局長は、映画祭については「将来発展する」「夢を持って取り組んでいきたい」と答弁しましたが、実態は逆行しているのはないでしょうか、平成8年に第一回映画祭が行われ、補助金は市と文化財団から2100万円の補助がありました。3回目は2000万円になり、1999年の4回目から1000万円に削減され、2001年の6回目は記念事業ということで1500万円、ところが2002年度(7回目)はわずか150万円に削減されています。

 昨年の決算でも指摘していますが、NPOで専従者もおけない状況になり、存続そのものが危うくなっています。NPOは、会員を増やすなど、何とか頑張ろうとしていますが、一挙に補助が削減されて極めて厳しい状況です。当局は何が支援できるか検討したいと言っていましたが、検討されたのかお伺いします。

歴史的文化遺産の保存を

 灘区にある旧乾邸問題についてですが、わが会派は一貫して、この問題を取り上げてきましたが、あらためて、先月11月の利用状況を聞いてみました。土・日は利用客でいっぱいのようです。区役所や文化協会が一緒にコンサートをしたり、NHKや京都(文化センター)、岸和田(文化協会)からの見学や、住宅スマイルネットが親子スケッチとして利用するなど、多彩な団体がきているようです。

 残念ながら、予算措置していないため、雑草が生え、カーテンなどもぼろぼろのようです。これほど多くの訪問者があるのなら、維持管理費ぐらいは付けるべきと思いますが、いかがでしょうか。

 さらに今後の問題ですが、2年間は国の無償委託を受けるわけですが、その後も歴史的文化遺産として、引き続き無償提供を受けられるよう、要請していただきたいのですが、いかがでしょうか。

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