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| 2003年12月19日 |
赤田議員の議案外質問 日本共産党神戸市会議員団を代表して5点にわたり、質問をさせていただきます。 国庫負担の削減に反対せよ次に、国庫補助負担金の削減に関して質問します。喫緊の課題ということでお聞きしたいと思いますが、12月10日、政府・与党は地方税財政の「三位一体改革」で、国庫補助負担を1兆円削減する内訳として、厚生労働省の生活保護費や児童扶養手当の補助率カットを見送るかわりに、公立保育所運営費の国庫負担金(総額約1700億円)を削り、財源を全額地方へ移管する一般財源化をおこなうことで合意しました。公立保育所では、保育料を除く費用の半分が国庫負担です。それを地方へ一般財源化するといって削ることは、国の公的責任を放棄し、保育料の値上げ、保育水準の低下にもつながりかねません。そこで、市長にお聞きします。公立保育所運営費の国庫負担金削減をしないよう、政府に強く要望するべきだと考えますが、いかがでしょうか。市民サービス切り捨てやめよ第三に、「行政経営方針」についてお聞きします。このたび発表された大リストラ計画は、決算での委員会議論が終了した12月11日に発表されたものであり、しかも、市職員にも突然庁内放送で知らせるという、まさに寝耳に水の発表でした。この方針は、「神戸市基本計画の目標年次である平成22年度を目途に、行財政の構造を改革する」というもので、7年間に市職員定数を3000人削減、市債を約5000億円削減することなどを明らかにしています。神戸市は、これまで「行財政調査委員会」や「行財政懇談会」など、行革を強行してきました。また、10月末には「外部評価委員会」報告が出され、来年度予算方針のなかでも「真摯に受けとめ、可能な限り、平成16年度予算に反映させていく」との見解が明らかにされたところであります。これまでの一連の行革の結果が示しているように、職員の削減と、「市債発行額の着実な抑制を図る」という方針が、市民サービスの切り捨てに直結するものとなるのは明らかです。さらに、この大リストラが「外部評価報告」にいう経営の観点から進められるとすれば、3000人の職員削減という大問題にとどまらず、地方自治の変質につながると考えますが、いかがでしょうか? いま、見なおしをするべきものはたくさんあります。神戸空港建設、複合産業団地の拡張、ポートライナーの延伸・複線化、といった空港関連事業、さらには震災復興記念公園の建設、文明博物館群構想、医療産業都市構想など、市民の合意もないムダな開発型公共事業こそ、見なおし、中止するのが先決ではないでしょうか。市民のくらしや福祉を守るという地方自治の本旨をないがしろにし、「経営方針」なる利益追求型の市政運営に変質させようとしてしまうのですか?そして、民営化や民間委託、公共の施設の運営体制の見直し、受益と負担の「適正化」とあわせて、職員を3000人も削減するというような方針は、市民サービスの低下につながると考えますがいかがでしょうか。市長の見解をお聞きします。 空港に新都市資金をつぎ込むな第四に、神戸空港建設における、臨海部土地造成事業への新都市整備事業会計内資金の借り入れについてお聞きします。神戸空港島の埋め立てに着工して4年あまりになりますが、用地売却が予定通りすすまないなど、神戸市の財政計画はすでに大きく破綻しています。 神戸市は、用地売却が予定通り進まないときは、「新都市整備事業会計から一時借り入れる」と答弁してきましたが、その額はもう、平成14年度決算ベースで112億円にものぼり、今年度予算でも12億円が予定されています。 さらに、今年7月の空港新産業特別委員会で、小柴みなと総局長は、財政計画通り進まないときの財源不足について、「新都市整備事業会計からの借り入れだけでなくいろんな方法を考えたい」と答弁されています。 すでに、124億円もの額を空港島建設につぎ込み、このままいけば、いったいいくら、新都市整備事業から借り入れないといけないかわかりません。しかも、これ以外の方法も考えるというのですから、市民の常識を遥かに越える多額のお金を神戸空港につぎ込むこととなります。 空港建設のためにつぎ込むだけの余裕が新都市整備事業会計にあるのなら、一般会計に繰り入れ、市民の福祉や暮らし、教育を守り、充実させてほしいというのは、市民の当然の願いです。これまでわが党がくりかえし指摘してきたところです。 いったい、新都市整備事業会計からどれくらいのお金を空港事業に繰り入れるつもりか、今後の見込みをお聞きします。 まちづくりと連携したバス路線を最後に、市バスについてお聞きします。明舞地域のバス路線は、市バスのほかに、山陽バス、明石市営バスの共同運行路線となっています。他の市バス路線と違い、エコ定期制度が利用できない、敬老パスで明石市バスに乗れないなどといった大変不便な路線です。JR朝霧駅と、地下鉄伊川谷駅を結ぶ、市バス58系統は、垂水区狩口台、神陵台、南多聞台、そして、西区伊川谷などに住む人たちが利用できる路線です。現在、一日平均約900人の人たちが利用しています。伊川谷駅と朝霧駅を直通で結ぶ路線は、この58系統しかありません。しかし、運行本数が、一日12.5便に過ぎず、平日の伊川谷駅発朝霧駅ゆきの始発が、午前6時53分で、あと7時台、8時台が一時間に2便づつしかありません。また、朝霧駅発伊川谷駅ゆきは、平日、土日・祝日とも午後7時以降は一便もありません。12月1日のダイヤ改正前は、山陽バス・明石市バスで午後7時、8時に一便づつありましたが、今はそれもなくなりました。これでは、高校生やJRで通勤する人たち、病院へ通う高齢者の方々にとってはたいへん不便です。今や、伊川谷駅周辺は、新しく大型店舗ができ、開けてきています。「地域に密着し、まちづくりと連携したバス路線」にしていくためには改善が求められています。是非、58系統を増発するべきだと考えますがいかがでしょうか。 |
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