段野議員の「平野章三議員の責任を問う決議」の提案
提案議員を代表して、議員提出第74号議案「平野章三議員の責任を問う決議」の件について提案理由の説明をさせていただきます。 平野章三議員は、本年4月に発覚した村岡 功元自民党議員団長らによる神戸市構造汚職事件に関連して,他のふたりの自民党議員とともに事務所を家宅捜索されました。同議員は、家宅捜索を受けた直後の記者会見で,「委員会での質問は自分が疑問に感じたから」とのべ、疑惑を全面的に否定する発言をしています。また、後援会員に宛てた「お詫び」文書のなかでも、自らにかけられた疑惑について「(事件となった環境局に係る質疑は)あくまで、自らの意思で行ったもので、村岡被告からの指示ではない」と釈明しています。 ところが,10月20日に開かれた村岡 功被告の公判で,弁護士が読み上げた検察調書では、明確に「自民党市会議員団の団長であった村岡功先生の指示を受けてのことに間違いありません」と述べた、とされています。更に、この調書では「当初から真実をお話しすることができなかったことに対し,まことに申し訳なく反省しております。今後は今回の件に関し,どのような場においても真実をお話しすることを誓います」とも述べています。このように、逮捕された村岡被告との関係で、全く相反する発言をしているのであります。「政治倫理確立委員会」審議の中でも指摘してきましたが、平野章三議員は、資源リサイクルセンターをめぐる決算委員会質疑の中で、環境局の局長や、参事など幹部職員を、ときに、語気を荒げて追及しており、産廃要綱の改定問題でも、環境保全審議会に自民党の代表として加わり、ここでも隣接同意問題について、執拗に質疑を行っています。これらの質疑が、公判で村岡功被告の弁護士を通じて語られたとおり「村岡団長の指示」のもとに行われたものか、それとも後援会員への「お詫び」で述べている、「自らの意思」で行ったものなのか、どちらが真実か、明らかにすべきであります。平野議員は,自らの発言に対して、市民と議会に説明する責任があるにもかかわらず,一切語らず、マスコミも遠ざけたままであります。そのうえ、裁判所から証人として出頭するよう要請があった10月20日,12月8日の公判にも出廷せず、裁判官から「議員としていささか見識を疑う」とまで指弾されました。とくに、12月8日の出廷要請の際には、決算委員長が、平野議員の質問が入っていたものの、それを外して法廷に行っても支障がないように配慮されたにもかかわらず、応じなかったものです。裁判官からの「議員としての見識を疑う」との厳しい発言は、立場こそ違え、同じ議員として極めて遺憾としか言いようがありません。 さらに,12月8日の公判のなかで,弁護士から,平野章三議員が,贈賄容疑で逮捕された、セーフテイアイランドの社長との交友関係まで言及されています。「公判」という公的な場で、このような発言をされたことは、本日議題とされている「議員倫理」にも関わるゆゆしき問題であり、看過すべき問題ではありません。このことについても平野議員は市民と議会に弁明する責任があります。先日の「政治倫理確立委員会」でも発言しましたが、平野章三議員は、野党議員が要請した「参考人招致」に応えて、自らの潔白を証明する機会にすべきではなかったのでしょうか。こうした平野議員の一連の行動は、村岡議員らによる汚職事件とともに,神戸市議会の信頼をさらに失墜させるものになるのは明らかであります。参考人招致にも応えず、裁判所からの要請にも応じなかったことは、市民の負託を受けた議員として,政治的,道義的な責任は極めて重いといわざるをえません。 よって,神戸市議会として,平野章三議員に強い反省と自覚を求め、自らの責任において議会と市民に真実を説明することを強く求めるため本議案を提案した次第であります。 議員のみなさんのご賛同をお願いして提案説明といたします。
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