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2005年10月

神戸市政Q&A(目次)>>

4.市長選挙の争点って何かしら

シン: 市長選挙では、どんなことが争点になるのかな。
アイ: やっぱり、自治体として、市民のくらしを応援することを第一に考えて、施策をすすめる市政にするのかどうかだと思うわ。
シン: 神戸経済も元気になってもらわないと。
アイ: そうよね。 中小企業や地場産業を大切にして、雇用の場を広げて、神戸経済をどう活性化させるかっていうのも大事な争点よ。
シン: 小さな会社がどんどんつぶれているだろう。 商店街もシャッターが閉まったままのところもふえているし。
アイ: 神戸経済を元気にするために、一番大事なのは、これまで神戸経済を支えてきた中小企業や地域の商店街がどれだけ活力をとりもどすか、ということよ。 そのために、予算もつかうべきよ。 でも、矢田市長は、「やる気のある企業」 とか 「ベンチャー企業」 とか、誘致企業への支援を最優先しているわ。 まったく逆さまよ。
シン: お金のつかい方が逆さまということかな?
アイ: もちろんお金のつかい方もそうだけど、市民の意見をまじめに聞くかどうか、ということも大事よね。 市民の声に耳を傾け、市民といっしょに考える市長でないと、 ダメだと思うわ。
シン: 阪神淡路大震災から10年がすぎたから、「震災対策は終わり」 という姿勢もありありだからね。
アイ: あの大震災で、神戸の街は大きな被害を受けたし、市民も大きな被害を受けたでしょう。 本当は、この10年余りの間は、市民生活や中小業者が立ち直るために、 市の予算も人員も集中する必要があったのに、それをやらなかったのよね。 当時の笹山市長が、震災直後に 「空港はつくる」 と発言したことに、 端的にあらわれているわ。
シン: たしか、矢田市長は、当時、空港整備室の本部長だったね。 責任は免れないよね。
アイ: そう。 そういう姿勢だから、お金も、神戸空港など大型公共事業を聖域扱いで、どんどんつぎ込んだのよ。 そのお金を、市民生活を守り、 応援するためにつかっていたら、今の市民の苦しさは、グンと軽減されていたことは間違いないわ。
シン: 矢田市長の4年間のムダづかいってどれくらいになるのかな。
アイ: 大きなものを合わせただけでも2500億円を越えるわね。
シン: へー。 財政も厳しくなるはずだ。
アイ: だから、市民サービスを切り捨てるのよ。 福祉や市民サービスの分野では、この4年間で72億円も削減しているもの。 いかに、矢田市長の姿勢が逆立ちしているかがわかるわ。
シン: なるほどそうだね。 でも、いままで、開発してしまったものがあるじゃないか、それはどうするのかな。
アイ: 確かに、負の遺産は大きいわね。 だから、市民の声を代弁する市長ができても、それの処理には大変な苦労がいるでしょうね。
シン: 典型が神戸空港だと思う。 跡地をどう利用するか。 これも市民の議論にゆだねる、ってことが大事だろうね。
アイ: 今まで、市民の声を聞かずにやってきた市政の結果だものね。 でも、中央市民病院の移転は、いまからでも止められるわね。 複合産業団地の造成地なんかは、 とにかく、防災措置だけはやって、跡地利用を検討すべきよ。 他にも、利用していない土地がたくさんあるから、それらも合わせて、市民も加えた検討委員会みたいなものをつくって議論したらいいと思うわ。
シン: そうだね、いくら、前の市長が無茶をしたからといっても、新しい市長も、市民も知らん顔はできないものね。 僕も今から考えておこう。



■参考資料
イラスト:「たとえばこんなつかい方も・・・」
グラフ:「矢田市政の無駄遣い
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