神戸市政Q&A(目次)>>
16.敬老パス、福祉パスはどうなる?
シン: 矢田市政になって 「福祉」 がどんどん切り捨てられてるように思うんだけど、敬老パスや福祉パスはどうなるのかな?
アイ: ほんと矢田市政の福祉切り捨てはひどいわね。高齢者も障害者も、子どもや生活保護世帯などへの施策も、つぎつぎ改悪されているものね。敬老パスや福祉パスは、まだ改悪はされていないけど、自己負担を増やそうという動きがあるわ。
シン: 敬老パスは、今も自己負担があったよね。
アイ: 年間所得378万円以上の人は3万円いるの。94年度からいるようになったようね。こんどは、03年の年末に出された外部評価報告の中で 「自己負担増」
が提起されているわ。福祉パスについては、04年の外部評価報告書で、「不正利用もある」 なんて言って、「有料化も検討すべき」 だって言っているの。
シン: 不正利用って、具体的な事実はあげているのかな。
アイ: ところが、「不正利用が言われている」 と言うだけなの。ひどいと思わない?
シン: そんなことを言うなら、少なくとも具体的な事例を指摘すべきだよね。外部評価委員会って、神戸市が、いろんな福祉を切り捨てる口実になっているところだろう?
アイ: そうなのよ。重度障害者にだしていた福祉年金や生活保護世帯への夏期冬期見舞金の廃止などを提起したところよ。
シン: どうしてそんな制度まで改悪したのかな?
アイ: 「外部評価委員会報告」 で、今の時代にふさわしくないとか、効率性に欠けるとか、というのが廃止したり、削減したりする理由とされたんだけど、「重度障害者の年金」
(市独自の) 廃止は、事前に全く知らされないまま、議会に提案され、自民、公明、民主など与党の賛成で可決されたのよ。生活保護世帯への見舞金廃止では、抗議も寄せられ、署名運動も取り組まれるなど、市民から強い怒りの声が起こったわ。
シン: ところで、敬老パスってどのくらいの人が利用しているのかな。
アイ: 約15万人が利用されているわ。自己負担をしている人は1600人くらい (03年度) だけど、減りつづけているの。これ以上、自己負担を増やせば、利用者はもっと減ると思うの。そうすれば、高齢者が外出する機会が減るし、地域も元気がなくなるわよ。高齢化社会というなら、こうした施策は充実こそすれ、悪くするべきじゃないと思う。
シン: 改悪したら、市バスなどの経営にも影響が出るんじゃないかな。
アイ: 影響はあると思うわ。利用料として一般会計から入金されているもの。利用者が減ると、これが減らされる可能性も出てくるでしょう?
シン: でも、利用実態に見合った額が入っていないと聞いたこともあるけど。
アイ: そうなのよ。本当は、利用実態を調査して、それに見合う額を一般会計が負担するのが当然よね。でも、92年度からは40億円前後で、増えていないの。発行数は4万枚も増えているのよ。
シン: 地下鉄も同じなのかな?
アイ: 地下鉄はもっと少ないの。03年度は1億8000万円しか入っていないわ。日本共産党議員団は、どちらも実態に見合った額を繰り入れるように求めているの。
シン: 神戸市が値切っているみたいだけど、どんな理由をつけているんだい。
アイ: 交通事業も、市の福祉施策の一翼を担っているから、と言うんだ。敬老パスは、もともと、近距離の移動につかうもので、遠距離移動の地下鉄は敬老パスには適さない、というんだ。だけど、市の福祉施策に協力するということでやっているんだって。
シン: じゃあ、海岸線ができたことを理由に、バス路線を切ったことと矛盾するじゃないか。
アイ: そうでしょう。日本共産党議員団がそのことを指摘しても、まともにこたえないの。
シン: やっぱり、高齢者や障害者を大切にする市政に変えないとだめなのかな。
アイ: 市長を変えることが大事だけど、市民のねばり強い運動が大切だと思うわ。現に、外部評価報告通りの改悪を止めているのは、市民の声だと思うわ。こうした声をもっと強めたいわね。
■参考資料
グラフ:「敬老パス交付枚数推移」 |