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2005年10月

神戸市政Q&A(目次)>>

22.環境保全、ゴミ減量対策はだいじょうぶ?

アイ: 地球環境の保全、アスベスト対策、大気汚染対策など、環境問題も大きな課題よね。神戸市の環境対策は大丈夫なの?
シン: いや、小児ぜんそく患者は増えているんだよ。でも、医療費の公費負担制度はやめてしまったしね。阪神高速道路の側に建設されている災害公営住宅のHATこうべなどは、騒音公害や粉塵公害が大変なんだよ。でも対策はきわめて不十分だね。
アイ: 私も行ったことがあるの。道路沿いなんで、音がすごくて、玄関のドアを開けたままだと話もできないわ。粉塵というか、ススのようなものもすごかったもの。
シン: 日本共産党議員団が、繰り返し対策を求めているけれど、まだ解決していない。健康に関することだから、「阪神高速道路公団にしてもらう」 とか、「いや、住宅ができたのが後だから神戸市がすべきだ」 なんて責任の押し付け合いじゃなく、対策をとるべきだよね。
アイ: 一刻も早く対策をとらせたいわね。それと、ごみ問題なんだけど、神戸市は、03年度から分別の種類を増やしたじゃない。でも、神戸市の真剣さが伝わってこないのよね。
シン: そうだね。本当に分別を進めようとしたら、市の職員が繰り返し地域に入り、市民と膝を交えて話し合わないと、進まないよ。真剣さというか、熱意が伝わらないというのはそういうことからじゃないかな。
アイ: そうかもしれない。それに、プラスチックは分別してるのに、燃やしてしまうって聞いたんだけど、どうなの。
シン: 燃やすつもりだね。燃やすと、高熱がでて、そのエネルギーが利用できるという理由なんだ。
アイ: おかしいわよね。市民に分別させておいて、燃やしてしまうなんて。きちんと再利用できるように、メーカーにも求めるべきよね。
シン: ごみ問題の根本には、企業側の責任をきちんとしておくことが一番大事だね。拡大生産者責任というんだけど、製造した企業がリサイクルまできちんと責任を持つべきなんだよ。いまは、費用も含めて自治体に大きな負担がかかっているからね。
アイ: いい例が、ペットボトルよね。どんどんつくってるもの。いくら消費者が使わないようにしよう、と思っても買わざるを得ない状況でしょう。企業責任はきちんと果たしてほしいな。
シン: 本当にごみを減らそうとすれば、発生段階で少なくすることが大事なんだよ。やむなく発生するごみは、リサイクルや再利用をする、っていうことだと思うよ。
アイ: わたしも、できるだけごみは出さないように、また分別もしているけど、限界があるもの。だけど、減量化を進めるという理由で、ごみの有料化が多くの自治体でやられているけど、有料化して減量につながっているの?
シン: 一時的にはごみが減っても、その後、それまで以上にごみの量が増えている自治体が多いそうだよ。「お金を出せばごみをいくら出してもいい」 という意識が生まれるみたいだね。
アイ: 不法投棄も増えるでしょうね。周辺の自治体でごみが増えたって聞いたこともあるわ。
シン: 長い目で見たら、ごみ収集有料化は、逆効果になると思うね。
アイ: ごみの減量を進めるにはどうすればいいのかな。
シン: やはり住民と自治体が協力して分別収集をしたり、拡大生産者責任をはっきりさせないとダメだね。例えば、さっきもでてたペットボトルだけど、メーカーは、売れると思うと、大・中・小、様々なサイズを売り出してくる。こういうのはやめさせるべきだよ。また、家庭ごみの40%は生ごみなんだよ。だから、その対策として、コンポストや電動生ごみ処理機への助成などがいるよね。神戸市はやめてしまったから、復活させないとね。多くの自治体で助成しているんだから。
アイ: 昨年、神戸市の 「外部評価」 でムダと言われ、助成がなくなったのよね。
シン: 生ごみ処理機は、生ごみを堆肥にしてくれるんだ。家庭の生ごみだけでなく、事業系の生ごみも食品リサイクル法で再利用が義務づけられているけれども、なかなか進んでいない。市の公共施設から出る生ごみですら、とりくみが遅れているんだから。
アイ: 生ごみを堆肥化して、その堆肥を、農家に利用してもらって、そこでできた農産物を地域で販売する、って取り組みもあるって聞いたわよ。
シン: 商店街などで、活性化対策とあわせて取り組んでいるところがあるね。人気があるらしいよ。農産物もおいしいって。
アイ: 環境問題で忘れてはならないのは、空港や複合産業団地のような、大型公共事業よね。大規模に自然環境を破壊するわよ。
シン: もちろんそうだね。環境を守るという点でも、大型公共事業はストップさせないと。地球環境保全のために、世界各国で取り組みが行われているんだから、神戸市も、そういう視点で考えないと。神鋼の火力発電所なんて大問題だよ。



■参考資料
グラフ:「廃棄物処理量推移」「古紙、空き缶回収推移
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