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2007年02月 |
02.市民生活は大変アイ: 震災後12年が過ぎたけど、 市民のくらしはどうなっているの?少しは改善されているのかしら?シン: 神戸市の調査結果からも、 市民の暮らしが大変になっていることがよくわかるよ。 アイ: 例えば? シン: 神戸市の統計調査のどれをみても、 市民の生活が一層深刻になっていることがわかるんだ。 たとえば、 中小企業の事業所数をみると、 震災前の94年と04年を比較すると、 総事業所数が十年で1万3655も減っている。 とくに、 従業員が4人以下の小規模事業所は1万以上も減っているんだ。 アイ: そんなにたくさんの中小業者が倒産・廃業しているの?たいへんなことじゃない。 それに、 低所得世帯が増えているって聞いたけど。 シン: そうなんだ。 所得が300万円未満の世帯が、 98年から03年の間に7ポイント増えて、 36・5%になっているんだ。 アイ: それじゃ生活保護世帯も増えているのね。 シン: 増えているよ。 市内で2・3%、 兵庫区や長田区では6%の人が生活保護を受けているよ。 就学援助を受ける児童・生徒も22%にもなっているしね。 自殺者も多いんだ。 ほぼ毎日、 市民ひとりが自殺していることになる。 今でも災害公営住宅での孤独死が相次いでいるしね。 生活は、 良くなるどころか、 ますます深刻になっているよ。 アイ: どうすればいいのかしら。 シン: 市民が毎日、 安心して生活するには、 仕事や、 安定した収入、 将来の生活に不安を持たなくてもいいような施策がいるんだよね。 アイ: 神戸市は、 2万人雇用の目標を達成したとか、 企業進出がすすんでいるなんて、 調子のいいこと言っているじゃない。 そうじゃないの? シン: 神戸市が2万人雇用達成と言っているのはごまかしがあるんだよ。 神戸市の施策に関連している分野で、 雇用が増えた部分の足し算だけなんだ。 神戸市自体が、 職員をたくさん減らしているのに、 その引き算はしないんだ。 市内の中小企業は、 どんどん減っているし、 大企業のリストラもある。 市内全体の雇用状況がどうなっているか、 市民の暮らしがどんな状態かをきちんとみて、 必要な対策をとらないとダメだよ。 アイ: 医療産業都市構想で、 企業は来ているの? シン: ほとんどが、 神戸市が建てたビルなどに賃貸で入居しているだけなんだよ。 それに、 市民の雇用がどれくらい増えたかもわからない。 それに、 それぞれの企業から、 市にどれだけ税金が入っているかもわからないんだ。 調査するとは言っているけどね。 アイ: そこでも都合のいいことを言ってるのね。 シン: 神戸市は、 開発型企業をよびこむための公共事業なんかにお金を使うのをやめて、 福祉や市民サービスを充実させて、 将来の生活不安を少しでも解消させるようなことにお金を使ってほしいよね。 アイ: それと、 神戸市内の事業所数の99%を占める中小企業を元気にして、 雇用を増やすことが大切ね。 シン: そうだね。 そうなるようにがんばろう。 <資料> 収入階級別普通世帯数構成比推移 (グラフ画像) 自殺率(人口10万人対)推移 (グラフ画像) 生活保護・人員保護率
従業者数推移(94年と04年の増減)
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