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2007年02月 |
05.汚職事件解明を幕引きした自公民アイ: 06年4月に自民党議員団長だった村岡功被告が逮捕されたのをきっかけに、汚職事件が表面化したけど、どこまで真相は解明されたの?シン: 市長や幹部職員が関わっていたことは、客観的な資料で明らかになっている。その多くは、共産党議員団の調査や追及であきらかになったんだ。市長らは、関与は認めていないけどね。 アイ: はじめから市民は、市長や幹部職員の協力がなかったら、村岡親子や自民党議員団だけではできないって言ってたもの。 シン: 職員でも、はっきりそう言っていた人もあるよ。裁判が始まって、検察官の調書などが読み上げられたんだけど、そこでもいっそう、はっきりしたよ。 アイ: たとえば? シン: 裁判になっている事件は二つなんだ。一つは、六甲アイランドへの産業廃棄物処理業者の進出をめぐって、産業廃棄物処理施設設置要綱の改定に関連するもの。それと、西区の資源リサイクルセンターを、福祉工場として運営するという方針を、民間企業への委託に方針転換した事件なんだ。 アイ: 村岡親子が、特定業者が有利になるように働きかけて、その見返りとして4300万円も賄賂を受け取ったんでしょう。ひどいわね。 シン: 神戸市は、どちらも、村岡親子の働きかけがあったことは認めているけど、「要綱改訂も資源リサイクルセンターの運営方法の方針転換も、あくまで政策的な判断でやったことだ」 と強弁している。 アイ: そんなこと、誰が信用するのよ。 シン: そうだろう。検察の調書でも、幹部職員がはっきりと、彼らの意図通りにやったことを認めている。ある幹部職員は 「(設置要綱の改訂は) 特定業者をねらい打ちにした不適切な対応だった」 とはっきり言っているんだよ。 アイ: 資源リサイクルセンターでは、市長が最終的に決断したんでしょう。 シン: そうなんだ、それが市の文書として残っている。共産党が入手して、明らかにしたんだけどね。 アイ: 市長は認めているの? シン: ところが、認めないんだよ。あくまで政策的判断だって。まさに開き直りだね。動かぬ証拠を突きつけられているのにね。 アイ: ひどいわよね。だったら、議会が100条調査権を持っているんだから、それを使えばよかったんじゃない? シン: 普通はそう思うだろう。だから、共産党などが、必要な資料の請求と、職員を参考人、もしくは証人として呼んで、話を聞くべきだって主張したんだけどね。自民党、民主党、公明党がすべて反対して、結局、一度も調査権は発動しなかった。 アイ: おかしいと思うの。委員会は、再発を防止する対策を検討するのも役割だったでしょう。必要な資料も請求しない、証人としても呼ばない。そして、去年の12月議会で委員会を解散してしまったんでしょう。結局、真相はわからなかったじゃない。なにやってたのよ。 シン: 怒るなら、与党議員に怒ってよ。委員長は民主党の議員団長なんだよ。都合が悪くなったら、数を頼りに、自分たちの意向通りに進めたのは自民党、民主党、公明党なんだから。むちゃくちゃだよ。国会の、教育基本法改悪のやり方と一緒だよ。8月9日の委員会以後、当局の出席も求めなかったんだよ。そう決めたのも自民党、民主党、公明党なんだ。 アイ: そんなことして、12月議会で、決議とか綱領を与党多数で決めても、再発防止ができるなんて市民は思わないし、不信感は広がるわ。 シン: そうなんだ。再発防止のためには、絶対に法的な拘束力を持つ条例がいるんだよ。だから、共産党議員団が神戸市政治倫理条例案を提案したんだ。 アイ: 市民に調査請求権もつけてたわよね。 シン: 説明会を開かせることも盛り込んだ。 アイ: 結局、自民党や民主党、公明党などの与党は、汚職事件や空港ターミナルビルなどの疑惑の真相が明らかにされるのを怖がったということね。 シン: そうなんだ。ターミナルビル疑惑は、与党の3人の団長がそろって、市長に圧力をかけたんだから。 アイ: 市民の真相解明をという声を無視して、数だけを頼りに委員会を解散して、「議員は悪いことをしないように、倫理をまもろう」 と言っても、何の効果もないわよ。 シン: 共産党のアンケートでは、汚職事件の責任として一番多かったのは、村岡親子なんだ。ついで、市長等幹部職員が多かった。同時に、議会全体に責任があるという声も42%あるんだよ。この批判を、与党は真摯に聞くべきだよね。 アイ: そうね。そういった点からも、今度の幕引きは絶対に許せない。 シン: 市長と与党のなれあい政治が汚職を生む土壌だということもわかりやすく説明する必要があると思うね。 アイ: ターミナルビル疑惑と市長選挙での支持の関係はよくわかるわよ。和歌山や宮崎知事の汚職でもそうだもの。自公民オール与党体制が汚職をうむのよ。 <資料> 市政アンケート結果:「汚職事件の責任」グラフ画像 |
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