日本共産党神戸市議団のホームページ メニューをジャンプして本文へ
サイト内検索  
ニュース 政策・見解 議会での発言 資料集 発刊物 スケジュール ホーム

2007年02月

神戸市政Q&A(目次)>>

14.障害者が安心して生活できる神戸に

アイ: 友だちが、障害者の共同作業所で働いているんだけど、今度の障害者自立支援法、メチャクチャ怒っていたわよ。
シン: ハンディキャップを持ちながら、がんばって生活している障害者や関係者の努力を無にする内容だからね。関係者の中では、「自立阻害法」 だといわれているんだから。
アイ: そのとおりよ。今までの福祉制度でも、生活すること自体が大変だったのよ。支援法では、それこそ、自由な外出すらできなくなるわよ。
シン: この前、共産党議員団が、共同作業所で働く人や保護者、支援する人たちと懇談したんだけど、そのときにも、深刻な話がたくさん出ていたらしいよ。
アイ: わたしも出席して聞いたわよ。作業所に子どもさんが通っているお母さんたちが、運営費を捻出するために、年間500万円くらい集めているんだって。でも、自立支援法になれば、それでは全然足りなくなるって怒っていたわ。
シン: 施設の収入は、障害者が作業所にきた日数分だけの収入になるんだ。しかも、その単価がすごく低いから、運営は苦しくなるよ。
アイ: そのお母さんは、共同作業所の職員も低い給料でがんばってくれているけれど、給料が低いから結婚もできない、ってなげいていたわ。これをもっとひどくすることになるのよ。
シン: 共同作業所を、認可作業所にして措置費が入るようにしようと、13年間がんばってきた。でも、支援費制度になり、今度は自立支援法で応益負担。一生懸命がんばってきた親の願いを踏みにじるものだ、って声も出ていたよ。
アイ: 資源リサイクルセンターを 「福祉工場方式」 から民間委託に変えさせた汚職事件は、障害者の汗と努力を食い物にした点からも許せないわよ。元自民党議員団長の村岡功被告らの要求を、矢田市長が受け入れた結果でしょう。
シン: そうなんだ。裁判でも、保護者が検察官に語った内容が紹介されたんだ。「今回の制度の見直しは、市議会の議員さんの圧力でなされたものだと、報道を見て知っております。お金のために、福祉工場を横取りし、食い物にされたと思います。一番立場の弱い人たちが、がんばって支えている職場を取られるなんて、あまりにもかわいそうです」 というものだった。聞いていて胸があつくなったよ。
アイ: 知的障害者が安心して働ける場として、福祉工場方式が必要だったのよね。あのとき、村岡被告らの圧力に屈していなければ、自立支援法になっても、そのまま継続できたんだから。市長や自民党議員団の責任は免れないわよ。
シン: 自立支援法の、応益負担に対する怒り、不安の声は、共産党議員団のアンケートにも寄せられている。「今まで無料だった費用が、月額2200円になった。6万円の障害年金から定期代を含めて4万円。残りで、どうして生活しろというのですか」 という悲痛な声が寄せられていたよ。
アイ: 障害者が、人間らしく生活するために必要なサポートは欠かせないわよね。そのサポートを受けたら、お金を取るなんてムチャクチャよ。結局、サービスを減らさざるをえないでしょう。必要なサービスばかりだから、絶対に削ったらいけないのよ。神戸市の調査でも、サービスを削っている実態が出ているんだから。
シン: 障害者にたいする人権侵害だよね。国際障害者年の 「全面参加と平等」 というテーマをどう考えているんだろうね。
アイ: 応益負担1割ということにたいする批判とともに、障害者が人間らしく生きていけない、という批判が強く出されているわよね。だから、神戸市も、一定の軽減策はとることになったんだけど、3年間だけなのよ。応能負担に戻すよう、国に求めるべきよ。
シン: 国も再検討策を打ち出さざるをえなくなっている。運動の大きな成果だよね。
アイ: そうなの。市議会にも陳情も出されたしね。共産党も議会で追及したもの。自立支援法の抜本改正を求める意見書案も提案したのよ。
シン: 神戸市も、国が決めたから、とかいうのではだめだね。全国で、応益負担を軽減する自治体が増えているだろう。これは、自立支援法がいかに障害者の生活を破壊するか、ということを、証明していることでもあるんだよ。
アイ: 全国的に、負担軽減や、法律そのものの撤回を求める声が広がる中、政府も 「負担軽減措置を検討」 なんて言い出したのよ。
シン: 制度が動き出したと同時に、修正せざるをえないほど、自立支援法が悪い法律だということだよ。自民党や公明党も厚生労働省に 「軽減策の検討」 を求めたって報道されてたけど、あれもおかしいよ。誰が悪い法律を決めたんだって言いたいよ。
アイ: 神戸市会でも、公明党の議員が 「負担軽減措置を」 って質問したのよ。「あんたらがつくった法律だろう」 ってヤジも飛んでたわ。
シン: 当たり前だよ。国民の批判を受けて、あわてているんだろうけど、はじめからそんな法律、つくらなかったら、障害者や家族に心配をかけることはなかったんだから。
アイ: 神戸市でも、関連する条例案に、自民党、民主党、公明党の与党はすべて賛成しているのよ。住民投票☆市民力議員団も共産党が提案した 「意見書案」 に反対したもの。

<資料>
障害者自立支援法利用者負担比較(月額平均負担額)
- 平成17年度 平成18年4月〜8月
居住サービス利用者  900円 5,052円
通所施設利用者 372円(食費含む) 17,206円(定率負担+食費)
入所施設利用者 33,906円(食費含む) 53,180円(定率負担+食費)

障害者自立支援法の施行に伴う通所施設利用者の17年度平均出席率調査(86.8%)
調査対象月 平均出席率 出席日数減少者 退所者 退所者の内訳
4月 87.5% 21名(1.9%) 6名(0.5%) 長期欠席者1、作業所1、自営でパソコン作業2、その他2
5・6月 88.8% 9名(0.8%) 1名(0.5%) 在宅
7月 86.4% 4名(0.3%) 1名(0.9%) 介護保険施設
8・9月 86.7% 6名(0.5%) 1名(0.9%) 就職

戻る このページの上へ
コンテンツの無断使用はご遠慮ください
Copyright (C) 2001-2008 JCP Kobe City Assembly members.All rights reserved